お子さまがいる状態で離婚する場合、不安になるのが「養育費」の問題ではないでしょうか。実際に、養育費がきちんと支払われず、子どもを育てている親の経済状況が悪化するといったことが起こっているのも現実です。
では、子どものために必要な養育費を支払い続けてもらうためにはどうすればいいのでしょうか。
養育費を払い続けてもらうためには
養育費が最後まで支払われないという最大の理由は、「養育費の支払いについての取り決めがきちんとされていない」ことが原因とも言えますので、離婚時にきちんと取り決めをしておくことが大切です。
取り決めをしておかないと、後々養育費を支払ってもらえないといったことが起きてしまいます。
\24時間LINEで無料相談できます!/
養育費の支払いについての取り決めを行う
- ①離婚時にできる取り決め
- ②離婚時に取り決めをしてなかった場合
- ②養育費の支払いが滞ったとき
①離婚時にできる取り決め
離婚公正証書を作成する
確実に養育費を支払ってもらうためには、離婚する時点で『離婚公正証書』を作成しておくことをおすすめします。
協議離婚をする際には、養育費や財産分与などを話し合いをします。そのときに必ず、話し合った内容を元に「協議離婚合意書」を作成しておきましょう。この協議離婚合意書を公証役場で公正証書にしてもらうことが出来れば、離婚公正証書の完成となります。
▼全国の公証役場一覧はこちらから 公証役場とは正式には【公証人役場】といい、法務省管轄の役場で全国に約300の公証役場があります。ここでは、公証人が養育費の契約などを公正証書として作成してくれます。 強制執行の手続きをする際、公証役場 ... 続きを見る
全国の公証役場所在地一覧
-
離婚協議書を公正証書にする方法・手順について
離婚するときの条件や離婚時の子どもやお金のルールなどの重要な取りきめが書かれているのが「離婚協議書」になります。もし、養育費の支払いが止まってしまった場合、離婚協議書があればこれを証拠として裁判を行う ...
続きを見る
また、離婚公正証書を作成するときに、「強制執行認諾条項」を入れておくと、相手が支払わなくなったときに、スムーズに相手の給料や財産を差し押さえできるので、必ず「強制執行認諾条項」を入れておきましょう。
もちろん個人で公正証書を作成する対応はできますが、かなり大変な作業になってしまいます。早い段階で弁護士に依頼することで、面倒な手続きもあなたに代わって行ってくれますので、手間も時間も省けてスムーズにいくでしょう。
\24時間LINEで無料相談できます!/
②離婚時に取り決めをしていなかった場合
-
養育費の取り決めをしていない場合の対処法
養育費の取り決めをしていない、どうしたらいい? 離婚前に養育費の支払いの取り決めを行っていなくても、離婚後に取り決めを行うことはできます。しかし、離婚をして他人同士になってしまった後では、当事者だけで ...
続きを見る
③養育費の支払いが途中で滞ったとき
-
急に養育費の支払いが止まった場合の対処法
今まで振り込まれていた養育費が急に振り込まれなくなった…どうしたらいいの?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?そのような場合、そのままにして放置しては絶対ダメです。なるべく早めに対処をすることが ...
続きを見る
適切な手続きで養育費を受け取りましょう
本来養育費は、適切な手続きさえとれば、ほとんどの場合で養育費は確実に受け取ることができます。離婚したけれども養育費が支払われず悩んでいる方は、是非弁護士にご相談することをおすすめします。
\24時間LINEで無料相談できます!/